いぶきソレイユの川瀬です。
ソレイユの仲間の1人である大橋一輝さんは、これまでに関わりのあった人のことをよく覚えています。特に、親しくしていた職員のことは、それが随分昔のことでも、今でもトーキングエイドで何度もその職員の名前を入力して話題にします。
ある日「トーキングエイドを使いたい」というので渡すと、よく名前が出てくる昔の職員の名前を入力してから寂しそうな顔をしていらっしゃいました。
傍にいた職員が「前はいぶき祭りがあったから一年に一回は会えたんだけどねえ」とポツリと言いました。それを聞いて私は何か良い方法はないか考えました。
そして閃きました。「じゃあ似顔絵で会おう!」
そう声をかけると最初は「え?」という表情をしてましたが「その人は眼鏡かけてる?」「鼻は大きい?小さい?」とやり取りをしながら書き上がった似顔絵を見て大橋さんはとても嬉しそうな笑顔になりました。
コロナ禍で会いたい人にもなかなか会えないこの頃ですが、こうして束の間でも一緒に楽しい気分になることができて、とても嬉しかったです。