サテライトいぶき・シエル 佐藤です。
今年は何年かぶりによく雪が降り積もる冬になりました。
いぶきのある岐阜市内でも積雪する日が多く、標高350mにある茶畑(揖斐川町春日上ヶ流地区)には最高80cmほどの雪に茶園一体が覆われました。
仲間たちは「ゆき」「ふゆ」と寒さと白い景色、コンコンとふる雪を見て感じ冬を感じていました。
1月~2月は冬の「三年番茶」を収穫するため、皆で歩いて道を作り雪をかき収穫にたどり着きました。
とっても寒い日々が続きましたが、しっかり体を動かすので上着を脱いでいく仲間たちでした。
分厚く、深い雪をかきわけ収穫できた「三年番茶」は、しっかり雪の中でパワーを蓄えていたことでしょう。今回収穫したものは一年熟成させ来年に商品になりますので、ぜひご期待いただきたいと思っています。
3月になっても雪はなくなりません。三年番茶の収穫が終わったら、新茶の畑の雪をどかします。
熊手で壊していかないとカチカチの氷でした。
氷のような雪をどかすと、重みで茶株が沈んでしまっていたので、手を入れて茶株を戻し、5月に収穫しやすい形に持ち上げ復旧をしました。
3月下旬、ようやく春らしい気候になり、今年の新芽も出始めてきました。
暖かくなると、一気に草や笹が伸びて茶の木が覆われてしまうので、ハサミや手で手入れをしています。
3月30日、茶畑のある揖斐川町にも桜が目に止まるようになりました。
「さくら!」と見つけて指をさす仲間たち。
農作業を始めた8年前には、なかなか自然の移り変わりに興味や意識を持たなかった仲間たちも「さくら」「はる」と見て感じ口にしていることで、季節を感じながら自然のなかで仕事をしている醍醐味を体いっぱい感じているようです。
年度はかわりますが、新茶にむけて忙しくなりますが力を合わせて頑張っていきます!