こんにちは。ごんのしまカンパニー コスモスの川瀬です。

先日、10月24日から11月2日までの間に岐阜県立岐阜各務野高等学校の土田隆生さんがコスモスに実習にみえました。

実習初日。少し緊張した面持ちで挨拶する土田さん。興味津々でそれを見守る仲間たち。
しばらくは仲間たちも土田さんもお互い手探りでコミュニケーションを取っていましたが、一日が終わる頃には「土田、隆生さん!!」と楽しそうにスキンシップを取りに行く篠原さんと、それを受けて笑顔がこぼれる土田さんの素敵な一場面が見られました。
翌日以降には桜井さんが自分から土田さんに「今日もよろしくお願いします!」と挨拶に行く姿が見られました。

土田さんも仲間たちとコミュニケーションを取りながら、接し方を学んでおられ、実習の記録には「まず名前を呼んでから話しかけると言葉が伝わりやすい」など的確な学びの記録が記されていました。

そして畑での仕事を通して自然に笑顔で接することができるようになってきたある日、いつものように一緒に草引きをしている時に、土田さんがふと「なんか、障害を持ってるからとか区切らなくて良いと思うんですよね。僕。それも含めて一つの個性って思えばいいっていうか」と言われました。
それを聞いて私はとても嬉しくなりました。私も常々そう思っているし、何よりこれから社会に出て行く若い世代の土田さんがそういった気持ちを持っていることに感銘を受けました。

あっという間に実習期間は終わり土田さんは学校に戻られましたが、篠原さんは今も「土田隆生さん!!」と時々言っています。

土田さん、またいつでも皆んなの顔を見に来て下さい!お待ちしてます!

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