いぶきの原です。
今年の初紅茶づくりをしました。
前日に収穫した新茶の一部を紅茶用にしました。
ファーストフラッシュ(春摘みの紅茶)です。
一晩寝かせて萎凋させた茶葉の香りはなんて華やかでいい香り!
揉むまえに「いいにお~い♪」
「萎凋」(いちょう)というのは、摘み取った茶葉を風通しのよい場所などに放置し、葉を萎れさせて香りの発揚を促す工程のこと。 この萎れる過程で茶葉がほんの少し発酵し、お茶として仕上げた時にその品種茶が持つ独特の香りが際立つものになります。
昨年秋の紅茶から7ヶ月ぶりの製造ですが、みんな経験者で手が感覚を覚えている頼もしい職人さん。
揉みこむにつれ、段々香りや茶葉の色が変化していくのをみて感じながら力が入ります。
手揉みから、茶巾を使った袋揉み。
毎年、初めの紅茶づくりはドキドキです
乾燥が仕上がったら、今年の「初もの」出来が楽しみです