いぶきに心をお寄せくださる皆様へ

このたび、いぶき福祉会として初めての年次報告書(Annual Report)を作成いたしました。
いぶきの一年を1冊にまとめたものです。
作成しながら、
いかに私たちがたくさんの方に支えられているか。
いかに仲間たちが生きるエネルギーに満ち溢れているか
その喜怒哀楽をともにできること、いかに幸運なことか
そんなことを思う毎日でした。

すべての方にお届けすることはなかなか叶いませんが、少しでも感じていただきたく、PDFで掲載いたしました。
お時間許すときに、ご覧いただければ幸いです。

法人本部 北川雄史

いぶき福祉会 2019年度 年次報告書

〜本誌前文より転載〜

いぶき福祉会が誕生して25年。
私たちが願う「どんな重い障害のある人も、安心して豊かに暮らせる地域」の実現にはまだまだ道半ばです。その一方で、地域には多様な人がいて、ひとりひとりの存在を認め合いながら、少しずつでもその生きづらさをなくしていくことに目をむけ、心を寄せる人が増えてきているのではないかと感じています。

一年前には想像もしなかった新型コロナ禍で大きな不安にさらされる中でも、たくさんの方からご心配やお気遣いをいただき、あらためて人の繋がりのありがたさをかみしているところです。
そして、困難な状態にあっても安心していられる社会であることを、静かに伝えることも私たちの大きな役割だと思っています。
障害のある人を支える立場から、そんな安心と寛容さの灯火を消さないよう、これからも丁寧に取り組み続けて生きたいと思っております。
より多くの方々と共感と協働の形を創りつづけるためにも、いまいちど私どもの活動の成果を丁寧にお伝えしたく、四半世紀の節目にいぶき福祉会の年次成果報告書「夢よもっとひろがれ」を刊行することにいたしました。
これがまた、さらに多くの人たちの安心と希望のにつながることを祈念しております。


〜いぶき関係者へのお便りの転載〜

仲間とご家庭のみなさん、職員のみなさんへ

このたび、いぶき福祉会の1年間を1冊にまとめた年次報告書を初めて作りました。
制作した理由は2つあります。

2020年度はいぶき福祉会がうまれて26年。
島新町の「いぶき」ができて25年目にあたります。
本格的な25周年記念事業はしませんが、仲間やご家族、職員も増えてきている中、こういう節目に、いぶきのこれまでとこれからのことを語る機会を大切にしたいと思います。
この年次報告書が、対話のきっかけになることを願っています。それがひとつめの理由です。

もうひとつの理由は、さらにたくさんの方にいぶきの活動に関心を持っていただくためです。
通信「夢よもっとひろがれ」は、どうしても会員の方や関係者向けの内容が中心になります。
年次報告書では、もう少し広く市民に、もう少し深くお伝えするものにしていきたいと思います。
昨年度パストラルいぶき第2期プロジェクトにたくさんの支援・寄付をいただくことができたのは、「パストラルいぶき」という目に見える目標があったからでした。
同じように、いぶきをもっと身近に感じていただいたり、支援・寄付が、仲間の活動、職員の働き方、地域づくりに結びついていくことをわかりやすくお伝えしたりすることで、もっと応援したくなる「いぶき福祉会」になりたいと思います。

年次報告書は、今回だけではなく毎年発行します。
初めて作ったので、至らぬ点もあると思います。(試行錯誤ですが、頑張って作りました)
一年一年、いぶきの幅広い活動を少しずつ丁寧に綴っていきたいと思っています。
毎年楽しみにしていただける一冊に、みんなで育てていくことが今の願いです。
ご理解ご協力のほどお願いいたします。
まずは、2019年度版が、みなさんにとって楽しんでいただけるものであれば何よりの幸いです。

2020年8月3日
いぶき福祉会法人本部 北川 雄史


ご覧にくださった折には、ぜひ、感想およせください。
毎年楽しみにしていただける一冊に、一緒に育てていただければ幸いです!
仲間たちへのメッセージも大歓迎です!


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