こんにちは、日光町の星場です。
今回は8月10日に行われた、にっこりえんがわマルシェ 夕涼み会の報告です!

元々うれしい!おいしい!楽しい!を通じて沢山の方とつながるきっかけ作りとして始まったマルシェの夏企画、美味しいものはかき氷!楽しいものは水風船?!うれしいことは…??盆踊り!ということで企画させてもらいました😊

盆踊りといえば、オリンピック音頭?ドラえもん音頭?!他にはいぶき祭りで踊っていたうらじゃ音頭やミナモ体操もみんなで踊れるけど、せっかく岐阜で踊るなら郡上踊りじゃない?ということで、みんなに馴染みを聞いてみると『…知らない。』という方がいる一方で郡上おどりで目が輝く猛者も✨

聞いたことはあってもよくわからない郡上おどりについて調べてみると、なかなか粋な計らいで始まったことを初めて知りました!

盆踊り自体はは仏教行事から派生した念仏踊りが始まりではありますが、郡上で盆踊りとしての体裁が整えられたのは、郡上藩主の奨励によるとされています。400年前の江戸時代、初代藩主・遠藤慶隆が『お盆には身分の別け隔てなく、みんなで楽しむように。』と領民親睦のため奨励したのが発祥と言われていますが、江戸時代中期の藩主・青山幸道の時代(1758年〜)に百姓一揆(宝暦騒動)後の四民融和をはかるため奨励したのが発祥とする説も有力です。

【かわさき】で描かれている吉田川、とてもきれいな川で地域の方に親しまれているそうです。
♬ 郡上のなア~ 
   八幡でて行くときは
    雨も降らぬに 袖しぼる
 ♬

代表曲の【かわさき】の振りには郡上の町並みや吉田川が、【春駒】は名馬の産地として有名だった事から手綱さばきが描かれており、足を鳴らすなど力強い動作も多いことから男性にも好まれているそうで現在は日本の三大盆踊りに数えられ、無形文化財にも指定されています。

また、郡上踊りと『郡上義民伝』という1754年宝暦年間に起こった郡上一揆は密接な関係にあり実際【ヤッチク】の囃子歌には郡上一揆が歌いこまれています。

古き良き街並みに水路がたくさんあり、子どもたちが水浴びで楽しむ光景も^^

 

また、郡上の市街地は古き良き町並みが守られており、踊りには浴衣や手ぬぐい、郡上下駄という踊り用の下駄が使われ古き良き街並みによく映えます。
もちろん踊るのは普通の下駄でもOKなのですが、郡上下駄は郡上のひのきを削り出して作られることで軽くて丈夫、そして何より軽やかな音を出しながら踊れるのが特徴で、購入時に足に合わせてすげてくれるので痛くなりにくくて脱げにくく、鼻緒に郡上発祥のシルクスクリーン印刷が使われているものもあり、とってもおしゃれ!なものも多いです。

郡上下駄のお店「郡上木履」さん、店内には沢山の鼻緒が並んでいました!これは悩む!!

 

沢山の柄から選んだ鼻緒を足に合わせてすげてもらいました。柔らかくて気持ちのいい肌触りと軽やかな音がたまりません!

 

せっかく岐阜県に住んでいて身近にあるはずの郡上踊り、年代や経験で認識は様々でしたが、年代や時代を超えて楽しめる伝統文化をせっかくなので小さな子どもたちと一緒に楽しみながら次の世代に繋ぎたい!!そんな風に思いながら準備を行いました!

…がこんなご時世の折、いぶき内でも対策をしていても発熱者が一人、また一人と出てきてしまい…

地域の方とのシェアは難しくなり、今回のチラシ配布や地域の方と交流するのは見送らせていただくことになりました。

急ピッチで準備を進めるなかでもいぶきでの発熱者は続き、一部の閉所や職員の休みが重なり実行委員も一人また一人と発熱したり、発熱者の対応等でマルシェの担当から距離をとらざるを得なくなりました。(なぜ毎回なかなかの困難にぶつかるの😭

また、踊りの練習もお願いしようと思っていた方に断られて頭を抱えていた私達でしたが、いぶき職員の繋がりを通じて「各務原郡上おどり愛好会」さんがご協力くださることになり、何とか今回の企画を行うことができました。

正直なところ欠けたメンバーの穴が大きすぎて、一生懸命準備をしていたけれど準備不足が否めない!けれど、せっかくなら『楽しみにしてた!!』感が伝わるといいし、せっかく踊るならやぐらも欲しいよね。という我々のわがままな要望に、いぶきでいつも便利な道具を作ってくれる西部さんが『よっしゃ!』と腕まくりをして急ピッチで作ってくださったやぐらを中心に据え、部屋を祭り風に飾り付けて先生方をお招きしました。

レッスンの最初に先生がおっしゃってくださったのは『郡上おどりは国の無形文化財だからみんなで楽しんでいいんだよ!』ということと『郡上おどりは上手い下手じゃない、楽しく踊るのが大事なんです😊』ということでした。

この一声でみんなの肩の力が抜け、先生の掛け声に合わせてリラックスして郡上おどりの代表曲【かわさき】の振りを覚えていきました。

最初は  「あれ?」 と戸惑っていた仲間もだんだんと体で覚え始め、いつの間にやらみんなで輪になってかわさきを踊れるようになりました!

じゃあ次に♪と教えていただいたのはこれまた代表的な【春駒】
こちらは振りがシンプルなのでみんなすぐに輪になって踊れるようになり、ちょっと余裕を持って楽しめていました。

では最後に通して踊ってみようか!と踊り始めるとみんな楽しそう!もっと!と盛り上がる雰囲気の中で今回の一時間という時間はあっという間に過ぎてしまいました。

【かわさき】の振りで 山 を描いています♪

あー、もっと踊りたかった!!というみんなの残念そうな表情にほっとしつつも、ほんとはもっと沢山の方々と楽しみを共有したかったな!と思いながら今回のマルシェを終えました。

各務原郡上おどり愛好会の篠田さん、松本先生、奥様ありがとうございました!

最後になりますが、今回の企画にご協力いただきました各務原郡上踊り愛好会の会長はじめ篠田さん、松本先生と奥様。丁寧なご指導をありがとうございました。

また、郡上下駄の撮影には郡上木履(もくり)さんにご協力いただきました。とてもかわいい郡上下駄がぎっしりと並んだ素敵な空間でゆっくりと鼻緒を選ばせていただきお気に入りの一足になりました!

郡上木履さん

コロナ禍で開催が見送られていた郡上おどりが、今年は3年ぶりの開催で9月の頭まで続くそう♪

郡上おどりは岐阜の中でもとても素敵な伝統や歴史が手の届く距離感で息づく、大切にしたい文化です😊

ぜひ皆さんも郡上の街並みや祭りの風情、豊かな自然を味わいに足を運んでみてください♪

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