法人本部の北川です。
7月末に2020年度の年次報告書を無事発行することができました。
発行にともない、念願でもあった「いぶきの年次報告書を読む会」を開催しましたのでご報告いたします。
〇第1回:8月17日(火)夜
〇第2回:8月22日(日)朝
コロナの感染予防も考慮して、オンラインでの開催でした。
第1回は15名、第2回には18名、遠くは沖縄や熊本からのご参加もあり、和やかにいろいろなお話をご一緒することができました。あらためての記事の解説や、そこに綴りきれなかったことなどをお話しさせていただくことが中心でした。進行は、 年次報告書の制作にも関わってくださり、いぶきに伴走くださっている合同会社めぐるの木村さんにお願いしました。
会のながれはこんな感じです。
(1)この会の説明も含めたゆるやかなおしゃべり
お互いご存知ない方同士が、最初から笑顔でお話しくださることがとても嬉しいひとときでした。
(2)あらためて、ひとりひとりで年次報告書に目を通してみる時間
それぞれが手元の年次報告書に目を通すひととき。オンラインでもこんな静かな穏やかな時間が流れるんだなあと思える8分間でした。
(3)編集責任者の北川からの解説
いぶきがうまれた最初のひとしずくのエピソードから、今回あらためて表現してみた「私たちのめざす協働のかたち」や「いぶきの活動を支えるお金」のしくみについてもお話ししました。たくさんの方々といぶきとの結び目の数々です
(4)年次報告書2020に登場する方のトーク
この会を象徴する場面になりました。特集にもなった「ハレバレごはん」プロジェクトのパートナーのKouzo Gifuの太田さん、ぎふハッピーハッピープロジェクトのパートナーのLIMESの平塚さんが、いぶきとのつながりと想いを語ってくださりました。この冊子そのものが、いぶきの結び目を自然に広げていく役目を果たしています。
(5)質問や感想の交換。ふたたびゆるやかなおしゃべり
みなさんの感想の一部を以下でご紹介します。その場の雰囲気をお伝えできれば幸いです。
- 写真とデザインがすてきです!
- いぶきがこんなにも大きくなるとは想像もしていませんでした。
- 表紙の仲間の写真に、ほっこりしました。いい写真がいっぱいありました!
- 財務報告が本当に分かり易い。
- コロナの影響が大きい中、つながりが増えとても支えられているなという思いを感じました。
- 新型コロナとの一年を振り返って」のところで、「できる限り当たり前の日常を続けること」が、今まさに大事だと感じています。
- 一つひとつの取り組みにストーリーが感じられて素敵です!
- コロナ対策費1,500万円すごいです。
- なかなか財務報告を見る機会がないので勉強になりました。数字でわかりやすかったです。
- 全体的にすごく高いクオリティを感じます。色んな数字やデータがしっかり掲載されており、客観的に理解しやすいです。
- 想いと物語、つながりを感じられるのが素晴らしい。
- 「どんな障害の重い人でも」という理念で、重度の子どもも受け入れていただけました。その理念が続いていることがうれしいです。
- 伝えたい思いがたくさんある」年次報告書というところが素敵だと思いました!
- 太田さんのストーリーがつながることの意味をすべて物語っていただいていると思います。そして、それがいぶきの理念や方向性にどのように位置づいているか表現できたことが大きかったです。
- いぶきやスタッフへのあたたかい思いやりが伝わってきました。いぶきの在り方を象徴していますね。
- 誰に対しても温かいまなざしを向けた素晴らしい年次報告書です。決して誰も取り残さないという姿勢がとても伝わります。温かな人間観を感じます。ぜひ報告書をシェアしたいという今回の試みも納得できます。どれも参考にさせていただきたいことばかりです。反面で、2016年の相模原事件やホームレス状態にある方の殺害、最近でも生活困窮者への差別発言などひどく残念な事件も起きます。なぜなのか。どうしたら良いのか。このごろずっと考え続けています。こうした問題についても、じっくり語り合ってみたいです。
- いぶきさんの取組みや理念にとても学ばせていただきました。
- いぶきさんが進む道は私たちも通ってみたい道でもあります。なのでこの年次報告は教科書ガイドみたいなもので、私たちにとっても宝物になって行くと思います。
- 今のいぶきを知りたくて参加しました。いぶきとつながっている方とお会いしたかったので、また参加しました。
- 年次報告書をみんなで読む、という取り組みが面白く、体感したかった
- 私もいぶきに関わる皆さまとさらに繋がりたくて参加しています!また、今後の関わり代を見つけたいと思っています!よろしくお願いします!
- いぶきの皆さんにお会いできる機会と活動に触れる機会があることがうれしく、喜んで参加させていただきました。
- やはりコロナの影響が大きいのだなと思いました。
- カラー写真なので、仲間のみんなの生き生きした姿が感じられました。
- Kouzo Gifuの太田さんのお話がとても印象に残りました。コロナ禍だからこそ、いぶきさんの価値・社会的意義が、今までとは違う形で伝わっていき、共創の芽が生まれていることがとても素敵でした。
- 初めて読んだとき、コロナの影響のページにとくに感動しました。事業所と身近な場所にいるひとには、想像しやすいことかもしれませんが、こうして明記することで現状が伝わる範囲がとても広がるのだと思いました。
- 活動が写真や数字で書いてありとても分かりやすかったです。トップに写真の説明もよかったです。
- この手の報告書の中では特にデザイン性が高くて、構成も分かりやすく、読みやすいです。
- とても見やすく数字などがあり分かりやすい報告書だと思いました。コロナ禍でも楽しい取り組みをたくさん、この1年間自分が参加させて頂いたこともたくさんあり懐かしく思い出しました。カラーいいですね。
- コロナ禍でも止まることなく意欲的に新規事業に取り組んでみえることが、すごいことだなと思いました。ファンドレイジングの重要性も伝わってきました。
- こんな一年でしたのところで、今日お越しのみなさんと一緒にやった取り組み見ていて、すごくよかったなと思っていました。また来年度もみなさんと沢山つながって、一緒に振り返りたいなと思いました。
- 財務報告書の注釈も手間を考えるとスゴい!
- いぶき福祉会の活動を支える3つのお金を見て、あらためて、人とのつながりの大切さを感じました。
- コロナの影響もありながら、コロナ渦だからこその人とのつながらがあったと思います。
- トピックスの多さに、日々とどまることなく工夫を続けていることを受け取りました!
- 「なかまのすがた」の張り子が密かなブームのところを読んで、 思ったのですが、コロナが収まったら、この張り子をワークショップっていうのですか、いぶきで作り方を教えてほしいなって思いました。毎年干支の張り子を自分で作るのはいかがでしょうか?
- タイミングが合わずパストラルいぶきのオンライン見学会に参加できなかったのでまた開催していただけると嬉しいです。
- 財務報告書は、とてもわかりやすいです。右横の補足があるので、飛ばしてしまうページですが、しっかり見させていただきました。
- 数字を見るのは大変なので当方の理事会でもこのような報告だとありがたいなと思いました。
- 今日はたくさんの学びがあるこのような場に参加させていただき、ありがとうございました!いぶきさんを支える方々のお顔も拝見でき嬉しかったです!
- あたたかなお話をありがとうございました。
- 普段から仲間のみなさんとの関係づくりをしっかりされたいぶきさんだから出来たプロジェクトですね!遠くからの参加、ありがとうございます。どこからでも参加できるのがリモートのいいところですね。
- コロナ禍において、岐阜の地域の皆さんも大変な状況だったと思うのですが、いぶきさんとのクラウドファンディングなどの協働プロジェクトが地域の大きな力になっただろうなと感じました。
感想を拝見しながら、本当にありがたく思ったと同時に、これからの取り組みへの思いをあらためて強く思った次第です。ともすれば離れてしまいがちな気持ちを、この年次報告書が拭い去ってくれているような気がしています。
ご参加くださった皆様にあらためてお礼申し上げます。
最後に、会の中でもお伝えした言葉を添えます。
長文、最後までお目通しくださりありがとうございました。
みんな(仲間も職員も含めたみんな)の誠実な頑張りを伝えたくて。 みんなの家族には、安心してもらいたくて。 関係者や応援してくださる方には、嬉しくなって、誇りに思えて、 もっと応援したくなってほしくて。 まだ繋がっていない人たちには、初めてこれを手にした時に、 びっくりして、ワクワクして、希望を感じてほしくて、 この年次報告書を作りました。
手にとってくださり、ありがとうございます。 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
★年次報告書2020は、こちらからご覧いただけます。⇒