マカロニをお菓子にした「マカポン」を、昨年からねこの約束のお店に置いてもらっています。

お店からは陳列した時を考えて、詰めた袋の大きさを均一にするようにお願いされています。
見た目の大きさは、裏シールと呼んでいる品名と賞味期限シールの貼り方でも大きく左右されます。

シールのサイズは横4cm、縦7cmです。
袋の端を表から裏に巻き込んでシールで止めるので、巻き込み具合で全体の大きさが変わってしまいます。簡単そうで微妙な加減が必要な作業です。

ある日、仲間の調子が悪かったのか、任せた20個全部を「(袋の上部を)きつく貼り直して」と言いたくなった時がありました。
でも職員も遠慮してしまって、本人には言わずに貼り直してしまいました。
すると、横でばたばたとした気配が...。
言葉に置き換えると、
「やり直しをして、と言われても怒らないから、私に完成させて。目の前でそういうことされると(シールの貼り直し)傷つくんだからね」という感じです。
その通りですよね。
さすがに職員も少し反省。
この後からは、遠慮なく、やり直してもらっています。

裏シールのサイズは、他にも試作のときに使う縦4.6cmのものや賞味期限のみ印刷した縦1cmのものがあります。
練習中の仲間は、手が震えるので、台紙を切り離したり、文字の上下が分からない為、シールの向きを固定しています。
他の仲間は、そんなやりとりを見ているせいか、「シール貼りをやってみますか?」と職員に聞かれると、できるかどうかわからないけれど、1cmの賞味期限シールでも挑戦したくなるようです。
「できた!」の笑顔をひとつひとつ増やしていきたいと思います!

ご感想はこちら