いぶきの永田です。
2024年10月14日から11月23日にかけて行われた『清流の国ぎふ』文化祭2024に参加しました。
ゆめひろの神谷さんと樋口さんと一緒に挑戦したのは、文化祭のプログラムの一つ『文化芸術共創プログラム 共創映像ワークショップ』です。
年齢や障害の有無など、それぞれ立場の違う多様な人たちが音楽や身体表現、美術、映像などさまざまな文化芸術を通じて一緒に作り、繋がり合うことを目指して2023年12月から始まったこのプログラム。映像ワークショップでは、映画監督の山川直人さんの講義やアドバイスを受けながら、『共創』をテーマにしたドキュメンタリーを企画し、音楽、身体表現、美術の各ワークショップを撮影・編集して一本の映像作品に仕上げました。
普段は撮影されることが多い神谷さんと樋口さんですが、今回はカメラを手に、高山、美濃、関ヶ原など県内のワークショップを撮影して回りました。
初めてのカメラ操作に戸惑い、「どうやって撮ればいいのかな?」と悪戦苦闘しながらも、各ワークショップに参加している人たちと楽しく交流しながらの撮影でした。
撮影を進めるうちに、「やっぱり自分たちも映像に登場したい!」と感じた神谷さんと樋口さん。急遽、自分たちの出演シーンを企画に加えることに。
こうして、撮影者としてだけでなく、映像の中でも『共創』を表現することになりました。完成した作品は、11月3日に開催された『総括フォーラム〜ともに・つなぐ・みらいへ〜』の大スクリーンに上映されました。
山川監督から講評をいただき、たくさんの人に作品を観てもらえました。
上映後、多くの方から「良かったよ!」と声をかけられた二人。少し照れくさそうにしながらも誇らしげな表情を浮かべていました。そんな姿に、このプロジェクトへ関われたことを本当に良かったと感じました。
作品は、『清流の国ぎふ』文化祭・総文祭2024の公式YouTubeチャンネルでも公開(https://youtu.be/P810QRZH22U)されていますので、ぜひご覧ください。
こうして約1年にわたる取り組みが締めくくられました。
「共創って何だろうね」と話し合いながら活動を重ねる中で、多くの方との出会いや交流があり、様々な楽しさや充実感を味わうことができたようです。
この経験は、神谷さんと樋口さんにとって大きな学びと喜びにつながるものとなったのではないでしょうか。