マカポンの工房の様子です。
衛生エリアに入る時に必ず着用する食品用の帽子は、前髪が出ないようにヘアバンドを付けて、不織布のキャップを被り、肩までの帽子をかぶります。


柴田さんは、実は今までは職員にお任せで着せてもらっていました。
でも最近は、なるべく自分で準備できるように練習中しているのです。


急ぎの注文が入り、職員が一度脱いだに白衣をもう一度着替えているときのことです。
柴田さんが「大丈夫?」と聞いてくれます。
知らないうちに怪我でもしたかと思い、見渡しますが、血も汚れもついていません。
返事をしかけて、柴田さんが白衣を着ている様子を思い出しました。

『田中さんが自分で白衣を着れるのは知っているけど、今は急いでいるみたいだから、着させてあげようか』という意味なのでしょう。
お言葉に甘えて、白衣を着せてもらいました。
お礼を伝えると、柴田さんが、はにかんだような、満足そうな表情でうなずきました。

今までも「大丈夫?」と聞いてもらっていたのですが、こういうことだったようです。