第二いぶきの池田です。

10月25日、日比谷野外音楽堂にて優生保護法問題の全面解決をめざす全国集会がありました。
主催は「優生連」といって優生保護問題に取り組む全国組織の連絡会です。

いぶきも加盟する「きょうされん」岐阜支部を代表して参加してきました。

優生保護法とは「不良な子孫の出生を防止する」という目的で、つい数年前まで本当にあった法律です。この法律により国から強制的に不妊手術や中絶手術をされた方々が全国には沢山おみえになり、現在各地で裁判を争っている状態です。今回の集会ではこの全国各地で国を相手に裁判を起こされた原告の皆さんも参加され、現状を訴えてくださいました。
優生思想に基づいた考え方は障害のある方を不良と決めつけ、日本国憲法に定める人権を無視し障害者差別を生み出しています。

「きょうされん」もこの問題と真剣に向き合い、今回の集会の成功に向け取り組んできました。
「命に優劣はない!優生思想を断ち切り、差別のない未来へ」というスローガンを掲げ、集会の後はデモ行進を行いました。

当日はかなり肌寒い日となりましたが、参加された皆さんの熱い思いが伝わる日となりました。

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