こんにちは。いぶきの加藤・佐藤です。

4月、新年度がスタートしました。
いぶきソレイユチームの仕事を紹介させていただきます。
いぶきのソレイユ・あかねというチームはフェルトを中心としたモノづくりを行っています。なかでも、ソレイユは「ねこだま」というフェルト玉アクセサリーをつくっています。

羊毛を仲間が細かくなるまで、ひとりひとりの得意なやりかたでほぐしていきます。
大野さんは、黙々と手に持ったかたまりと向き合いながらほぐしていく職人さん。
今井さんは「シュ!シュ!シュ!」とリズミカルに指でつまんで、手前にひいてほぐしていきます。

羊毛が細かくほぐれると、専用のキットを使って球体を作っていきます。

キットを手で握って、とにかく振り続けます。
「1.2.3.4….」と職員と一緒にカウントに併せて降る仲間、一緒に歌やリズムに合わせて身体まで揺らしながら振る大橋さん。
米田さんは、手に持つキットを見つめて、ゆっくりゆっくりやさしくふっていきながら仕事を進めていきます。
どの工程も、ひとりひとりの個性でのやりかたで。
これが味のある手仕事なのです。

球体に仕上がった「ねこだま」に触れ、出来上がりもしっかりみてもらいます。
増田さん、後藤さんがやさしく、できあがった玉をやさしく指で包んでみながら職員に渡します。

潰れないように、程よい力で指で抱えることも「技」のひとつです。
これが、アクセサリーになって商品となります。

ひとつひとつじっくり時間をかけて仕上げる手仕事での逸品。
おひとついかがでしょうか?

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